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【保存版】子供のためになるバレエ教室の選び方

2017.08.28

【保存版】子供のためになるバレエ教室の選び方

※この記事は 約12分12秒 で読めます。

子供が「バレエを習いたい!」と言われ実際にバレエ教室を選ぶとなると、バレエがどんな習い事なのか、どんな教室がいいのか、そしてどのような教室の選んだら良いのか分からないですよね。

 

バレエ教室はどの教室も同じに見えますが、教室によって色々違いがあるので

子供にあう教室を見つけることが、バレエを長く続けるポイントになります。


今回、バレエを習わせるメリットやデメリットや教室の選び方や費用をご紹介します。

子供にバレエを習わせるメリット・デメリット

バレエ教室に来られる親御さんからよく「バレエを習うことのメリット、デメリット」について尋ねられます。

実際に、可愛い我が子にどんな習い事をさせれば良いか悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか?

「可愛い衣装が着られる」以外にも沢山の良いことがあります。

バレエを習い続けて来た体験をもとに、バレエの良いところも悪いところも紹介していきますので、是非参考にしていただければと思います!

バレエを習わせるメリットや効果

姿勢が良くなる

そもそも体の歪みや姿勢の悪化は、固くなった筋肉がしっかり機能しないせいで、本来あるべきバランスが失われたり筋力が不足しているせいで正しい姿勢を維持できないことで起こります。 これらの原因改善に効果的なバレエは、美しい姿勢やボディラインを作るのに最適といえます。 それ以外にも品の良い所作が身についたり、行儀作法を覚えたりするので身のこなしが綺麗になり大人になってバレエを辞めたとしても、その子の一生の財産になります。

 

綺麗な体型

日々の練習で足がまっすぐになったり、お尻の下のお肉が締まってくるので、プールの時の水着姿もすっきりした後ろ姿でとても綺麗なボディラインになります。

 

ただし姿勢が悪かったり間違えたトレーニングをしていると太ももの筋肉が発達して太くなってしまいますので要注意です。

 

バランス感覚が良くなる

バレエは、つま先立ちでの回転やバランス、ジャンプなどの動きがあり、揺れる体をコントロールしながら踊るので体幹が強くなりバランス感覚が良くなります。

バランス感覚が養われると、ちょっとやそっとのことで転びにくく、怪我をしにくくなります。

 

集中力が鍛えられる

踊りの順番を覚えること(特にトゥ・シューズ)や先生の注意をしっかり聞いて練習をするので集中力が鍛えられます。
あるTV番組で脳化学者の先生が頭が良くなる習い事でダンスを紹介していました。脳科学的にみると、ダンスは脳の瞬発力に大きな影響を与えます。脳の瞬発力とは、頭を切り替える力のことで今の子供達に必要な力です。

 

ゲームをずっとやっているだけの子供は頭の切り替えが鈍くなります。

ダンスは音楽に合わせて止めたり動かしたりして、スタートとストップが頻繁に繰り返されることが脳の瞬発力を鍛えてくれるので、勉強にも繋がってきます。

 

体力がつく

バレエは独特な体の使い方をするので、子供の頃から日々の練習を積み重ねてバレエに必要な筋肉をつけていきます。上半身は優雅に動かしてても、下半身は水面下で脚をバタバタさせている白鳥のように休む間も無く、とても体力を必要とするのでバレエを習ううちに体が強くなってきます。

達成した時の充実感

発表会の時、美しいメイクアップをして綺麗な衣装を着て滅多に出来ない晴れ姿をお披露目することができ、舞台を作り上げるまでの努力や達成した時の充実感を味わえます。

デメリット

上手になるまでに時間がかかる

芸を習得するには大変時間がかかるものが多いです。

 

バレエも基礎をきっちり体に覚えさせ心身の発達と共に花開いていく芸術ですので、幼児を過ぎ上手になったね。と言われるまでの道は長いです。

 

なので、ちょっとやそっとではやった気になれるものではないです。

 

費用がかかる

習い事はいずれも費用がかかるものですが、バレエでは主に入会金、月謝、発表会で必要な費用、その他に色々な先生がいらっしゃいますがそれぞれの先生が苦労と努力で身についた芸を譲ってもらう中でお礼という慣習もあります。

教室によって金額はさまざまで、発表会の規模も変わります。 どのくらい費用が必要かを調べてから入るほうが良いですね!

 

親の時間的負担がかかる

教室によって違いはありますが、後援会があり発表会の準備の段階から受付や会計処理、当日の食事の手配などの色々な役割、下準備に追われます。またコンクールに出るくらいになると、平日や土日も子供は練習に行くのでその送り迎えやサポートで親の時間的負担は大きいと思います。

子供にあったバレエ教室の選び方

バレエに興味はあるけど、何を基準に教室を選べばいいの?と迷っている方も多いのではないでしょうか?

身近にバレエの経験者がいたら教室の選び方に迷うことはないでしょうが、初めての教室選びはどうしても不安がつきものですよね。

選び方のポイントを大きく分けると、本格的にレッスンをしていくか、習い事として将来に役立つことを目的に選ぶかです。

そして大切なのは、目的に応じた教室選びと教室ごとに雰囲気や方針が異なるため、なるべく子供が「楽しい」「通いたい」と思う教室を選んであげるのがいいでしょう。

立地条件、経済的なこともありますので、色々な教室を見学や体験レッスンして比較検討してみてください。

 

良い教室、良い先生に恵まれると良いですね。

教室の種類

バレエ教室は色々な形態があります。自分に合った通い方、教わり方ができる教室を選ぶことが大事です。

 

カルチャーセンター

初心者の方も多いので、バレエを始めるきっかけには良いでしょう。 趣味で通っている方がほとんどです。基本的に3ヶ月単位や半年でサイクルしている場合が多く、それに合わせて募集しているので、自分のタイミングで募集がないという場合もあります。

また、カルチャーセンターでは発表会をしているところは少ないので発表会に出たい方は、おすすめできません。 それと3ヶ月分一括でお金を払う場合がほとんどなので、入会した後にやっぱり合わないと思うともったいないので、事前に見学してから受講を決めましょう。

 

個人運営の教室

身近な教室で本格的なバレエ技術を習えます。

教室によっては世界有数の資格を持っている先生が指導してくれる所もあります。

個人教室では、先生のバレエに対する考え方や方針が強く出ますので、見学のみではなく講師の考え方などをよく聞く必要がありますね。それから決めると良いです。

 

バレエ団付属のバレエ教室

プロのバレエダンサーを目指す子供を育成する目的で作られた教室です。

近くに教室があるかどうか、バレエ団によって踊りの雰囲気が違いますのでバレエ団付属の教室に入るのであれば、舞台を見に行き自分の好きな教室を選ぶと良いでしょう。

現役バレエダンサーを間近に見る機会があったり、筋が良ければ幼少期から子役として舞台で起用される可能性もあります。

 

スポーツジムのバレエクラス

最近は、バレエ教室をしているスポーツジムが増えてきました。 いろいろなスポーツを楽しみたい中で、本格的に習うというよりもバレエ体験してみたい!という方ぴったりだと思います。

 

選び方

教室は一度入ってしまうと、環境の変化がない限りなかなか教室をかえにくいものなので、教室選びってとても重要です。

まず、どうゆう目的で習わせるかをご家族でしっかり決め、通える範囲の中で見学や体験レッスンを重ねて納得した形で始めるのがいいと思います。 では、見学や体験レッスンを受けた時に見るポイントをご紹介します。

  • 回転やジャンプ、足を高く上げるなど技術面ばかりに偏らず基礎をしっかりと教えているか。
  • 先生はどんな教え方をされているのか
  • 先生の人柄
  • 子供自身が楽しくその教室で習いたいと感じたか
  • 生徒の雰囲気や表情は明るいか
  • 生徒は挨拶がきちんとできているか
  • 高学年、中学生以上の教室も見学してお姉さん方の踊りやスタイルで判断されるのも良いですね

なぜならバレエを長く続けているとバレエ効果が体型に出ますので、すらりとした子供が少ないところは きちんとレッスンが行われていないかもしれません。 日本には国内バレエ教師の公的な基準、資格がないために曖昧な教室もあるようです。

より良い教室へ通いたいと思われている方は先生のご出身のバレエ団体やコンクール、出演の実績も確認するとよいです。

バレエは何歳から始めるのが良いの?

クラシックバレエは小さい時から習わせておくといいというイメージがありますよね。

3歳から入学可能としているバレエ教室も多くあります。

 

なぜ多くの家庭で3歳からクラシックバレエを習わせるという選択をするのでしょうか?多くの人はクラシックバレエの先生に「早い方がいい!と勧められたから」と答えるでしょう。でも本当の意味で、習い始めるのが早い方がいい理由がわかっていますか?

実はクラシックバレエは、あらゆるダンスに通じる要素が詰まっており、全てのダンスの基礎はクラシックバレエにあると言われています。

理由は、踊るための身体を作るのが一番適しているからです。

クラシックバレエの身体の使い方は、1日2日では習得できません。毎日毎日基礎、バーレッスンを繰り返して少しずつ独自の筋肉をつけ身体を作っていきます。

これが他のジャンルのダンスにも精通していることだと言われています。実際に他のダンスを始めても、「踊るための身体を作るために並行してクラシックバレエのレッスンを受けなさい」と指摘されることも多いようです。

小さい時からクラシックバレエを習っていれば、当然その必要がなくなり将来他にやりたいダンスのジャンルが見つかっても対応できる身体ができている、ということなのです。

バレエの憧れだけで子供を教室に通わせたりするお母さんもいるかもしれませんが、きちんとお稽古を続けていれば、その積み重ねは子供の財産となります。

 

将来的に視野を広げるためにもクラシックバレエは早くから習わせてあげるといいと言えるのです。

バレエの費用はいくらかかるの?

教室によって様々ですが、毎月かかる費用気になりますよね。

実際に検討している方の参考として役に立てれば嬉しいです。

 

入会金

カルチャーセンターやスポーツジムは5,000円前後が多いようです。 紹介キャンペーンや無料キャンペーンを行っていることも多いのでチェックしましょう。

個人運営の教室の相場として5,000円〜1万円ほどで、バレエ団付属の教室は他の教室と比べてやや高めで、2万円ほどです。

 

月謝制もしくはチケット制

◆月額制

カルチャーセンターの場合は3ヶ月単位で2万円〜3万円が相場になります。 バレエ教室の月謝は、教室によって大きな開きがあります。

週1回のレッスンで3,000円〜8,000円

週2回のレッスンで5,000円〜10,000円

週3回のレッスンで6,000円〜13,000円

週3回以上はレッスン受け放題で一律料金と設定している教室や週1回増えるごとに2,000円アップと設定している教室と様々です。

 

◆チケット制

チケット制は日々の予定が立てにくい方にオススメです。

チケット制は1レッスン1,500円〜3,000円が相場になります。チケットは5枚つづりか10枚つづりで売っている所が多いようです。

有効期限がある場合もあるので購入する枚数は考えて買う必要があります。

 

月謝制に比べると1回あたりの費用が若干高めになります。

 

バレエ教室によっては、冷暖房費、後援会費などの別途必要なところもあるので確認しておきましょう。

 

発表会

バレエを習っていて、一番お金がかかるのは発表会の費用です。

平均で1人あたり10万円くらいの費用がかかると言われています。

 

この内訳として劇場レンタル代や照明さんや音響さん、先生へのお礼代や化粧代、そしてチケット代です。大きな所で行う場合、自分たちで売るノルマがあるかもしれないので確認しておきましょう。

発表会にかかる金額はピンキリで小さな発表会を1万くらいで行う教室もあれば30万かけて大きな場所で発表会を行う教室もありますので発表会のための積立をしている教室もあるようです。

また発表会をしていなかったり、参加しないという選択ができる教室もありますので、バレエ教室に入会する前によく確認しましょう。

バレエの発表会は、子供の成長を見る機会であり、可愛い衣装を着てステージで照明を浴びながら練習の成果を見てもらうことは子供にとっていい経験になります。


バレエ用品

バレエを習うためには、レオタード、バレエシューズ、タイツ、下着、髪のお団子を作る小物がまず必要になります。

レオタードが4,000円程、タイツは2,000円程で、バレエシューズは布製で2,000円前後、革製だと4,000円程必要です。

シューズやタイツは子供のサイズが大きくなったり、穴が開いてきたりして買い換えが必要になるので、あまり高価なものは買わない方が良いかもしれません。

インターネットを見ると安いものもたくさんありますが、教室によっては指定されることもあるので確認しておきましょう。

ただ、トゥーシューズはインターネット、通販で買うことはオススメできません。(自分のぴったりのものを知っている場合は除きます。)自分の全体重をあの狭い部分で受け止めて立つわけですから実際に試着せずに選ぶのは危険です。先生に細かいアドバイスを頂いて試着して選ぶのがいいです。


手作り

縫い物が好きな方はバレエのレオタードやシュシュを手作りされている方もいらっしゃいます。 素材選びなど一般的な洋服とは異なることが多いと思いますが、世界に1点ものを作るのも素敵だと思います。

インターネットやダンスウェアの本などを参考にしてみてください。

まとめ

バレエを習わせるメリットやデメリット、教室の選び方や費用、参考になりましたでしょうか?

 

いくつか教室をチェックして実際に体験レッスンや見学に行き、教室の雰囲気や練習の様子、他の生徒さんたちを観察して教室を選んでください

どんなスポーツもそうですが、バレエでも練習量で上達を決めると言っても過言ではありません。

バレエを習い始めると上達したくて自主練をしたくなるのですが、子供は吸収が速いので自宅で間違えた練習を覚えてしまえば、その修正するのは非常に難しくかえって上達を妨げます。

子供の場合は特に、自宅でバレエの練習をすることはなるべく控え、振付の復習やストレッチや筋トレ程度に抑えておくことが大切なんです。

ストレッチはやればやるだけ効果があります。お風呂上りや練習後など体が温まっている時に気持ちがいい程度のストレッチや、固さが気になる部分のストレッチをしてみてください。

毎日の習慣にしてしまえば、ストレッチの上達は早いですよ。

正しいストレッチ方法や筋トレ方法は先生に教えてもらうと良いですね。

子供の持つ可能性は無限大で、子供のうちから良い経験をたくさん積むことはとても大切だと感じてます。

 

あとは、本人のやる気次第なので、やりたいことをやらせてあげましょう。

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