バレエの基本的テクニックの上達方法【移動する回転編】
2018.02.09
※この記事は 約3分14秒 で読めます。
バレエの基本的テクニックの上達方法の移動する回転編です。
どのターンも最初は手は肩で行ってください。
回るテクニックはそれぞれ人によってタイミングやリズムが違うのでベーシックな形を参考に数をこなし自分のタイミングとリズムを探して下さい。
体の使い方は正しくしないと徒労に終わります。基礎は大切にしてください。
アンディオールピケターン
シェネと同じプレパレーションで一直線上に進む。進行方向線上に右足をドゥミ・プリエに踏み込む。
手はアラセゴンド、左足は1番ポジションを通過するように右足の前に5番ポジションに立つように踵を前にルルベ、その瞬間右足を前ルチレにする。
手はアンナバー、右の膝は腸骨と同じように横に引っ張っているので、その延長で最初のプリエに着地する。これを繰り返す。
アンデダーンピケターン
シェネと同じプレパレーションで一直線上に進む。
左足ドゥミ・プリエで手も足もアラセゴンドに出したら素早く左膝は線上に対して裏側に後ろルチレを作り手はアンナバーポジションで顔は左肩の上スポットを見る。
左膝は横に引っ張っているので左の肋骨が右に回ろうとする反比例を感じたらすぐ最初のドゥミ・プリエにおりる。
左手と右足が素早く一直線上にのるように顔はスポットに素早く振り返る。これを繰り返す。
上達練習方法のポイント

前ルチレポジション
- ルチレの場所は前ルチレも後ろルチレも膝下内側の場所。膝の真ん中よりも外側に入ると膝を横に引っ張る力が弱くなる。
- ドゥミ・プリエ・ルルベ 全て腸骨の上を横に開くイメージで肋骨を閉じパンティーラインをターンアウト。骨盤で動くように!
- 回ろうとしないで立ったらすぐプリエにおりるつもり。(ダブルターンは異なる。)意識に回る・進むという事が充分にあるのであえて回ると思わない。
ピケストニューターン
プレパレーションは同じ。右足をアラセゴンドまたはエファセに出す。
右足ピケ、その右足の前に左足をクロアゼ5番ポジションに立つ。
手はアンナバー。
両足5番ポジションに立ったらすぐに右回りに振り返り、右足アラセゴンドまたはエファセにおりる。
顔はスポットにつけ素早く振り返る。
右足をピケに立つ時、遠くに跳ぶように立つ時と足の幅で立つ場合の二通りある。
上達練習方法のポイント
- 左足を5番ポジションに立つ時しっかりと踵を前にしクロアゼ5番ポジションに立つ。
- 右の肩を被せないようアンナバーは右の肘を捻れないように、右肩のラインに作る。
- 左の肋骨を閉じ左の背中で押すように素早く振り返る。
- 回ろうとしないで、立ったら振り返るのイメージでやる。
- 左手をすぐに線上にアラセゴンドにする。どの回転もこの左手が舵の役目をしている。